象牙の騎士のカードデザイン

朝はパンより白米派。どうも。ジュビリーです。

先日、タイムラインでああああくんのこんなツイートを目にした。

 このカードの素晴らしさ、使用しての楽しさは僕も感じていて、こうしてようやく文章としてまとめられる場ができ、良い機会なのでまとめてみようかと思う。

基本的にハースストーンのカードデザインは、バニラ(何の効果も持たない)ミニオンの場合、xマナに対してx/x+1のスタッツを持っている。一部その基準を満たしつつプラス効果を持つ強力なクラスカードもあるが。(例:基準スタッツに加えて挑発効果を持つ”獰猛なサル”)

では、その中で6マナ4/4、発見したカードのコスト分回復する、とはハースストーンというゲームにおいてどのような効果をもたらすのだろう。僕の考えるこのカードのおもしろ要素を挙げていく。

1,”発見”という効果

まずは”発見”というシステム。“発見”を考えたブリザードの社員は今すぐ昇格してほしい。それほどまでに素晴らしいシステムだ。

DTCG特有のランダム要素を含むが、3枚抽選とすることで運の振れ幅を緩和している。そこに、面白さと難しさが同居している。さらに、その中から1枚を選ばせることによってプレイヤーの戦術や経験が問われ、さらにデッキ外からカードを持ってくることでゲームに変化をもたらす。

まさに理想。これこそがカードゲーム、これこそがハースストーン。

2,お互いに見える”回復”

象牙の騎士のポイントは、その発見したカードのコスト分回復する、というところにある。ヒーローの回復する量はお互いのプレイヤーが見ることができる。どのようなカードを”発見”したのかを、今手札にあるのかを、対戦相手は回復量から推測することができる。

3,使うタイミング

このカードの面白いところは、使うタイミングによって”発見”したカードを相手に推測されなくすることもできる。という点。

ヘルスが30MAXである時に何マナのスペルと発見しても、回復しないから対戦相手に推測されることはない。その代わりに、回復することができない。

例えば、ヘルスが20の時に象牙の騎士で4回復していたら、聖別かな?と推測されてしまう。相手はAOEを警戒してミニオンを展開しなくなるかもしれない。もしかしたら王の祝福、あるいはポータル・・・など、現在4種類あるパラディンのスペルを警戒されてしまう。

警戒されるということは、それだけ損なのだ。

でも、ヘルス30の時に発見すれば回復しないから、もしかしたら1マナ秘策かもしれないし、按手の儀式かもしれない。もしかしたらドローカードの神聖なる恩寵かもしれない。体力が28の時に1マナスペルをとったらバレるが、2マナ以上のスペルをとれば2マナ以上のスペルとしか推測はされない。

体力の回復を捨てて、”発見”したカードをわからなくすることも可能なのだ。

これが駆け引き。これこそがカードゲーム、これこそがハースストーン。

4,回復しながら4/4

回復に専念したっていい。例えばライフが10しかなくてピンチだ。そんな時に七つの鯛罪をピックできれば6マナで10回復することができる。それも4/4を出しながら。こんなに強いカードがあるだろうか。按手の儀式でもいい。6マナ8回復しておきながら回復スペルをとるという徹底した回復プランだってとれてしまう。そう、象牙の騎士ならね。

発見効果のおかげでどのような展開になっても、対応できる力を持っている。

まとめ

どれだけ象牙の騎士が強くて楽しいカードかお分かりいただけたであろうか。きっと今感じているであろうそのわくわく感を大事にしてほしい。ブリザードさん、素敵なカードを作ってくれてありがとう!

さあ、君も”象牙の騎士”を入れたパラディンのデッキを作ってみよう!(マロパラ以外)